双極診断から10年経って鬱状態に半年気づかなかった件

2006年にうつ病と診断され、2013年から双極性障害の治療をしてきた。
双極性障害と診断されて10年経ったわけだけれど、表題の件のありさまになったので書いておく。

2022年11月頃から過眠になっていた。
朝も昼も眠っているのに、夜も眠っている状態。
そんな状態自体は昔からよくあることで、夫も「冬はこんなもんでしょ」と言っていた。

だから、過眠が続くのは当たり前のことだと思っていた。

しかしいつしか、過眠が常態化してしまっていた。
私は焦りをつのらせた。
何か身体の異常があるのではないか、と思い受診もした。
早く来すぎた更年期障害でもなく、甲状腺の異常もなかった。

1月に1回くらいのペースで激鬱に襲われて、死にたくなっていた。
ほら、ここでも「鬱」って言ってるのに、「双極性障害の鬱状態」にあるということを認めてこなかったんだよ。
自分の気分の波を全然客観視できていなかったのだなあ。

気づきは突然に訪れる。2023年5月27日の午後のこと。
「これってもしかして、双極性障害の鬱状態なのか?」
そう思いつき、
「今、気分安定薬を飲んでないから、追加してもらおう」
と、対処法まで思いついたらとても気分が良くなった。

気分の記録は記録はしていた、けれどより客観的な評価が必要なのかなと思った。
夫も私が「双極性障害の鬱状態にある」とは気づいていなかったと話していた。
そこまで「双極性障害である私」が当たり前のことだと思い込んでしまっていたのだろう。

週明け(今日は土曜日)精神科に行って薬を見直してもらう予定。
「うつヌケ」した気分をしばし味わっている。
でも、本当の勝負はまだここからだ。根気よく行くぞ。

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